子どもとYouTube

育児

こんにちは、看護師のにしめぐです。
だいぶお久しぶりな更新になりました💦
今回は、最近よく耳にする「YouTube育児」に
ついて、お話ししていきますね。

病院の待合室でも、おうちでも、
今やスマホでYouTubeを見るのが
当たり前の時代。特に未就学児の
子育て中のご家庭では、
つい頼りたくなる瞬間、ありますよね。

でもその一方で、
「これって見せすぎかな?」
「どこまでがセーフなんだろう…」と
心配になる方も多いはず。今日は、
そんなモヤモヤをスッキリさせるヒントを、
現場での気づきを交えながらお届けします。


YouTubeって悪いの?それとも便利?

まず大前提として、YouTube自体が
悪いわけではありません。
知育系のアニメや、
英語の歌、ダンス動画など、
楽しく学べるコンテンツもたくさん。
親がちょっと手を離したいときにも
助かりますよね。

ただし、問題は“見せ方”と“時間”。
大人にとってはただの娯楽でも、
発達途中の子どもにとっては、
強い刺激になることもあるんです。

子どもに起こる
「YouTubeの副作用」って?
たとえばこんな変化、心当たりは
ありませんか?
•視聴をやめると不機嫌になる
•長時間見ていても全然飽きない
•夜の寝つきが悪くなった
•他の遊びに興味を持たなくなった

こういった反応は、脳や感情の発達に
影響しているサインかもしれません。
特に自動再生機能やテンポの速い動画は、
子どもの「もっと見たい!」を
加速させてしまうんです。

看護師からのおすすめ!YouTubeとの
ちょうどいい距離感

大事なのは、“見せる・見せない”の
二択ではなく、どう付き合っていくか。
YouTubeを敵にせず、味方に
するためのコツをご紹介します。

1. 時間を決める
→ 1回15〜30分程度。タイマーを使って
 “終わり”を明確に。

2. 内容を一緒に確認する
→ 親子で一緒に見て、
 「どんなお話だった?」
 「面白かったね」と会話のきっかけに。

3. 自動再生はオフに
→ だらだら視聴を防ぐには、
 ここがポイントです!

4. 寝る前1時間はスマホお休み
→ 睡眠の質を守るために、
 ブルーライトとの付き合い方も大切。

おわりに

YouTubeは、使い方さえ気をつければ、
子育ての強い味方になります。
子ども自身はまだ
「自分にとって何がいいか」を
判断できないからこそ、
親がその“フィルター”に
なってあげることが大切なんですね。

「全部ダメ!」じゃなくて、
「これならOK」。そんな柔軟な付き合い方を、
 一緒に見つけていきましょう。

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