看護師ママが伝えたい!子どもの心と
体に寄り添うイヤイヤ期の乗り越え方
こんにちは、看護師ママのめぐです。
2歳ごろになると、突然やってくる
「イヤイヤ期」。
毎日、「イヤ!」「違う!」
「自分で!」の嵐に、
心が折れそうになっていませんか?
私自身、仕事では冷静に対応できるのに、
我が子のイヤイヤにはどうしても
感情的になってしまうこともあります。
でも、医療現場で発達心理学を学び、
実際にたくさんのお子さんや保護者と
関わる中で、「イヤイヤ期」はとても
意味のある成長過程だということを
改めて実感しています。
今回は、看護師ママの視点で
「イヤイヤ期」の乗り越え方をお話しします。
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■イヤイヤ期ってなに?
医学的には、イヤイヤ期は
「第一次反抗期」と呼ばれます。
これは、子どもの心と脳の発達が
大きく進んでいるサイン。
2歳前後は、【自己主張】と
【自立心】が急速に育つ時期です。
「自分でやりたい」という意欲が
高まる一方で、まだ体も言葉も思うように
使いこなせない。このギャップから、
感情が爆発してしまうのです。
つまり、イヤイヤ期は「心と体の成長痛」。
大人の目から見るとわがままに見えても、
子どもにとっては必死の自己表現なのですね。
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■イヤイヤが出やすいシチュエーション
看護師の視点から見ると、イヤイヤが
強くなるタイミングには共通点があります。
・空腹のとき
・眠たいとき
・疲れているとき
・急に予定を変えられたとき
・自分の意見を聞いて
もらえなかったとき
子どもは自分の体調や気持ちを
うまく言葉にできません。
だからこそ、親が子どもの「サイン」に
気づいてあげることが大切です。
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■看護師ママおすすめ!イヤイヤ期対応のコツ
① 「イヤ」と言う理由を探ろう
例えば、靴を履きたくないとき。
「もしかして、靴下が気持ち悪い?」
「急いでいるのがイヤだった?」など、
背景に目を向けてみましょう。
② 無理に押し付けない
子どもにも「自分で決めたい」という
気持ちがあります。
「これとこれ、どっちにする?」と
選ばせることで、イヤイヤを防げることも。
③ 「できた!」をたくさん経験させる
小さな成功体験を積み重ねることで、
自己肯定感が育ちます。
「すごいね!」「がんばったね!」と
たくさん認めてあげましょう。
④ 親自身をいたわる
イヤイヤ期は、親の忍耐力が
試される時期でもあります。
無理に完璧を目指さず、
「今日はここまで頑張った」と
自分をほめてあげてくださいね。
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■まとめ:イヤイヤ期は「成長の証」
イヤイヤ期は、子どもが大きく
羽ばたくための助走期間。
たしかに大変な毎日ですが、
親子の絆を深めるチャンスでもあります。
泣いても、怒っても、イヤイヤしても。
「あなたが大好きだよ」と伝え続けることが、
子どもにとって一番の安心になります。
いつか振り返ったとき、きっと
「そんな時期もあったね」と
笑える日が来ます。一緒に、ゆっくり
乗り越えていきましょうね。