子どもと熱中症

育児

こんにちは。今日は、これからの季節に
特に気をつけたい「子どもの熱中症」に
ついてお話しします。

実は、子どもは大人に比べて熱中症に
なりやすいと言われています。
その理由は、体温調節の機能が
まだ未発達であること、また遊びに
夢中になると喉の渇きに
気づきにくいという特徴があるからです。

「子どもの熱中症、こんな時に注意!」
屋外で遊んでいる時はもちろん、室内でも
熱中症になることがあります。
特に気をつけたいのは以下のような
タイミングです。
•気温・湿度が高い日
•無風状態で空気がこもっている場所
•体調が万全ではないとき

また、次のような症状が見られたら、
熱中症のサインかもしれません。
•顔が赤くほてっている
•汗をかいていない、もしくは
 異常に汗をかいている
•元気がなく、ぼーっとしている
•頭が痛い、お腹が痛いなど不調を訴える
•水を飲みたがらない・反応が鈍い

このような様子があれば、
すぐに涼しい場所に移動し、
衣服をゆるめ、水分を少しずつ
与えてください。症状が改善しない場合は、
医療機関の受診をおすすめします。

日常でできる予防対策
•こまめな水分補給:目安としては
「20〜30分に一度、数口ずつ」が理想です。
 遊ぶ前・途中・後に必ず水分を
 取らせてあげましょう。
•帽子を着用させる
通気性の良い、つばの広い帽子を
選びましょう。できれば首の後ろも
守れるデザインがベストです。
•衣類の工夫
通気性がよく、吸汗速乾の素材がおすすめ。
色も白や薄い色だと熱を吸収しにくいです。
•暑さ指数(WBGT)をチェックする
外遊びの前に、地域の暑さ指数を
確認して無理のない時間帯を選びましょう。

子どもが元気に夏を楽しむためには、
大人のちょっとした気配りがとても大切です。
「まだ大丈夫」ではなく
「少しでも気になるなら休ませる」
くらいの気持ちで、しっかり
見守ってあげてくださいね。

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